トラストホールディングスの費用を自分で計算する方法|家計への影響を把握してから借りる

自宅のテーブルで書類と電卓を使って計算する男性

正直に言うと、金融の話って、どこか「専門家に任せておけばいい」みたいな雰囲気があって、自分で計算しようとする前に少し怖くなることがあるんですよね。

でも、不動産担保ローンって借入額が大きいので、金利が1%違うだけで、10年間の総支払額が数百万円変わってくることがあります。「よくわからないまま契約してしまった」は、絶対に避けたい状況です。

この記事では、トラストホールディングスの費用について、家計への影響を自分で計算できるようになることを目標に書きました。難しい数式はなしで、電卓さえあれば手順通りに進めれば計算できる内容にしています。「借りる前に自分で一度シミュレーションしておく習慣」を持つことが、後悔しない借入の第一歩だと思っているので。

この記事でわかること
・不動産担保ローンのコスト構造を家計目線で整理する方法
・月々の返済額を自分で計算する手順(電卓でOK)
・総支払額・実質手取り額を自分でシートに書き出す手順
・見落としがちなコスト3点セット(手数料・違約金・登記費用)
・家計への影響を判断する「返済比率」の考え方
・借りる前に比較するための相談時確認リスト

取り上げるのはトラストホールディングス株式会社が提供する不動産担保ローンです。融資額100万円〜10億円・金利年率3.45〜7.45%・事務手数料0〜5.50%・全国対応・資金使途自由という商品です。相談・仮審査の段階では費用は一切かかりません。

目次

不動産担保ローンのコスト構造を家計目線でゼロから理解する

不動産担保ローンのコストは「金利」だけではありません。普通のカードローンや住宅ローンと違って、複数のコスト項目が同時に発生します。まずここを整理しないと、後で「こんな費用があるとは思わなかった」という状況になります。

家計に影響するコストは4種類ある

コスト種類発生タイミング家計への影響
①金利(利息)毎月の返済に含まれる毎月の家計から出ていく継続コスト。返済期間が長いほど総額が増える
②事務手数料融資実行時に一括で発生実際に手元に届くお金が減る。「借りた額」と「もらった額」が違う原因
③登記費用契約時に一括で発生司法書士費用+登録免許税。10万円前後が目安。忘れがちな初期コスト
④繰り上げ返済違約金途中返済した時に発生「早く返せた」はずなのにコストが増える。計画外の大きな出費になることも

この4種類のうち、①の金利は「借りている間ずっと続くコスト」、②③は「最初に一度だけかかるコスト」、④は「早く返した場合にかかるコスト」という性質の違いがあります。

家計への影響を考えるときは、この3つのタイミングを分けて考えることがポイントです。「毎月いくら出ていくか」「最初にいくら減るか」「早期返済した場合に何が起きるか」——この3点を把握してから契約に進むことが、家計を守る基本です。

トラストホールディングスの費用の数字を整理する

コスト項目最低最高メモ
金利(年率)3.45%7.45%案件の状況で決まる。訳あり物件・信用情報に問題があると上限寄りになりやすい
事務手数料(融資額に対して)0%5.50%複雑な案件ほど高くなる傾向。相談時に率を確認・交渉できる
登記費用(概算)約5万円約25万円以上融資額が大きいほど高くなる。登録免許税は融資額の0.4%が目安
繰り上げ返済違約金(返済元金に対して)0%5.50%早期返済の予定があるなら0%を交渉。契約前に必ず確認する

「最低」と「最高」の幅が大きいのが、この商品の特徴です。同じ「トラストホールディングス」で借りても、案件の内容によって実際の費用は大きく変わります。だからこそ、自分で計算する習慣が重要になります。

月々の返済額を自分で計算する手順

「元利均等返済」という返済方式を選んだ場合の月々の返済額は、以下の計算式で求められます。電卓とこの手順があれば、自分で計算できます。

元利均等返済の月額計算式

月額返済額 = 融資額 × 月利 × (1+月利)^返済回数 ÷ ((1+月利)^返済回数 − 1)

月利 = 年利 ÷ 12
返済回数 = 返済年数 × 12

この計算式は複雑に見えますが、電卓で順番に計算すれば求められます。ただし、多くの方はExcelやGoogleスプレッドシートの「PMT関数」を使った方が早くて確実です。

PMT関数を使った計算方法(Googleスプレッドシートでも同じ)

Excelのセルに入力する式:
=PMT(年利/12, 返済年数×12, −融資額)

例:1,000万円を年利5%・10年で借りた場合
=PMT(0.05/12, 10×12, −10000000)
→ 結果:約106,066円/月

例:500万円を年利6%・5年で借りた場合
=PMT(0.06/12, 5×12, −5000000)
→ 結果:約96,664円/月

Excelがない場合は、インターネットで「返済額シミュレーター」と検索すれば、無料で計算できるサイトが複数あります。融資額・金利・返済期間を入力するだけで月額返済額と利息総額が出てきます。

計算時に使う金利は「審査後に提示された金利」で

重要な注意点として、シミュレーションに使う金利は「3.45%(最低金利)」ではなく、「審査後に実際に提示された金利」を使うことが必要です。最低金利3.45%で計算した返済額と、実際に提示された金利6%で計算した返済額では、10年間で数百万円の差が生じます。仮審査の段階で「あなたの案件には何%が適用される見込みか」を確認し、その金利でシミュレーションすることが正確な家計計画につながります。

「実際にいくらかかるか」を自分でシートに書き出す手順

月額返済額だけでなく、初期費用・総支払額・実質手取り額まで含めた「全体コスト」を一枚のシートに書き出しておくことをお勧めします。紙でもExcelでもかまいません。

自分で書き出すコスト確認シート

確認項目計算方法・確認先自分の数字を書く欄
融資希望額自分で設定する     万円
適用金利(実際に提示された率)仮審査の段階で確認     %
返済期間自分で選択する     年
月額返済額PMT関数またはシミュレーターで計算約    円/月
利息の総額(月額返済額×返済回数)−融資額約    万円
事務手数料(率と金額)相談時に確認。融資額×手数料率 %=約  万円
登記費用(概算)司法書士に見積もり依頼または融資額×0.4%+報酬約    万円
繰り上げ返済違約金(率と条件)相談時に確認・ゼロを交渉 %( 年以内返済時)
総コスト(利息+手数料+登記費用)上の3項目を合計する約    万円
実質手取り額融資額 − 事務手数料 − 登記費用約    万円

このシートを埋めた上で、「実質手取り額で自分のやりたいことができるか」「月額返済額は毎月の家計から無理なく出せるか」の2点を確認します。どちらかに「難しい」という感覚があれば、融資希望額・返済期間・または借入自体の見直しが必要なサインです。

✔ シートを使うメリット
複数社に相談する際に、同じ項目で数字を並べて比較できます。「A社は金利5%・手数料2%」「B社は金利4.5%・手数料3%」という場合、融資額と返済期間を揃えて総コストで比べれば、どちらが実際に安いかが一目でわかります。

見落としがちなコスト3点セット:手数料・違約金・登記費用

月額返済額の計算に慣れてくると、ついつい「金利さえわかれば大丈夫」と思ってしまいがちです。でも実は、家計に大きなインパクトを与えるのは、この3点の方がわかりやすいことがあります。

①事務手数料:「借りた額」と「手元に届く額」が違う理由

事務手数料は融資額の0〜5.50%で、融資実行と同時に差し引かれることが多いです。たとえば1,000万円借りて事務手数料が3%の場合、手元に届くのは970万円です。でも返済は1,000万円に対して行われます。

「1,000万円必要」という状況なら、融資額を1,031万円程度(1,000万円 ÷ 0.97)に設定しないと、実際に使えるお金が足りなくなります。この「逆算」を知っているかどうかで、資金計画の精度が大きく変わります。

融資額手数料2%手数料3%手数料5%
500万円10万円差引→490万円15万円差引→485万円25万円差引→475万円
1,000万円20万円差引→980万円30万円差引→970万円50万円差引→950万円
3,000万円60万円差引→2,940万円90万円差引→2,910万円150万円差引→2,850万円

②繰り上げ返済違約金:「早く返したら損をした」を防ぐ

「不動産が売れたから一括で返せる」「事業が好転して余裕ができた」という状況になったとき、繰り上げ返済違約金が設定されていると、予想外の出費が発生します。

返済元金の5.50%が違約金の場合、残債1,000万円を繰り上げ返済すれば55万円の違約金が発生します。これは早く返したのに余計にコストがかかるという、直感と逆の結果です。早期返済の可能性が少しでもある場合は、違約金ゼロの条件を最初に交渉することが、家計を守る重要な一手です。

③登記費用:「10万円前後かかる」を頭に入れておく

担保として不動産に抵当権を設定する登記費用は、融資額によって変わります。目安は以下の通りです。

登録免許税(概算):融資額 × 0.4%
司法書士報酬(概算):5万〜15万円

例)融資額1,000万円の場合:登録免許税4万円 + 司法書士報酬7万円 = 約11万円
例)融資額3,000万円の場合:登録免許税12万円 + 司法書士報酬10万円 = 約22万円

この費用は事務手数料とは別に発生します。「手数料以外にも10〜20万円かかる」という認識を最初から持っておくと、資金計画がより正確になります。

家計への影響を判断する「返済比率」の考え方

月額返済額が計算できたら、次に確認すべきは「毎月の収入に対して、返済額の割合が適切かどうか」です。これを「返済比率」と呼びます。

返済比率の計算と目安

返済比率(%)= 月額返済額 ÷ 月収(手取り) × 100

目安の基準
25%以下:家計への負担が比較的軽い。継続返済しやすい
25〜35%:要注意。他の固定費と合わせて家計全体で確認が必要
35%超:家計への負荷が高い。返済が苦しくなるリスクがある

※上記は目安です。他のローン・家賃・生活費の水準によって変わります。

不動産担保ローンの返済比率を計算するときは、既存のローン(住宅ローン・車のローン・カードローン等)の月額返済額も合計した「総返済比率」で確認することが重要です。新たに追加する返済額だけを見るのではなく、全体でいくら返済しているかを把握します。

月収(手取り)返済比率25%の限度額返済比率30%の限度額返済比率35%の限度額
30万円75,000円90,000円105,000円
50万円125,000円150,000円175,000円
80万円200,000円240,000円280,000円

月額返済額がこの表の「返済比率25%」の欄を超えている場合は、返済期間を延ばす(月額を下げる)か、融資希望額を減らすかの調整を検討する必要があります。返済比率35%を超えていれば、家計が相当苦しくなるリスクがあります。

「借りる前に比較する」習慣と相談時の確認リスト

自分でコストを計算できるようになると、「複数社に相談して比べる」ことの重要性が実感できます。同じ不動産・同じ融資額でも、会社によって金利・手数料・違約金の条件は違います。1社だけに相談して決めてしまうのは、比較対象なしに「これが相場だろう」と判断するのと同じことです。

相談時に必ず確認する7項目チェックリスト

【費用に関して】
□ 適用される金利は何%か(「〇%〜」ではなく「私の案件には何%が適用されるか」)
□ 事務手数料は何%か・融資額から差し引かれるのか別払いか
□ 登記費用の概算はいくらか(司法書士費用+登録免許税の合計)
□ 繰り上げ返済違約金はあるか・ある場合は何%か・違約金ゼロに変更できるか
□ 上記をすべて含めた総コストの書面を提示してもらえるか

【手続きに関して】
□ 融資から入金まで何日かかるか(当日・翌日・3営業日など)
□ 郵送物・連絡先の配慮は可能か(内密にしたい場合)

この7項目を確認してから、複数社の回答を並べて比較します。特に「総コストの書面提示」は絶対に求めてください。口頭説明だけで契約すると、後から「そんな費用があるとは聞いていなかった」という状況になりやすいです。

比較するときの3つの軸

比較の軸確認する数字注意点
月額の家計負担月額返済額同じ融資額・同じ返済期間で比べる
借入の総コスト利息総額+手数料+登記費用金利だけでなく手数料も含めて比べる
実質手取り額融資額−手数料−登記費用必要額が本当に手元に届くかを確認

よくある疑問に答えます

Q. 相談するだけで費用はかかりますか?

かかりません。相談・仮審査の段階では費用は一切発生しません。費用が確定するのは正式契約後です。複数社に相談して比較することは正当な行動なので、遠慮なく動いてください。

Q. 計算した月額返済額と実際の返済額が違ったら?

審査後に提示される最終条件で再計算してください。仮審査前の想定金利と審査後の確定金利が異なることがあります。最終条件が提示された段階で、契約前にもう一度シートを埋め直すことをお勧めします。数字が変わって家計への影響が大きい場合は、条件の再交渉または他社への相談を検討してください。

Q. 事務手数料の交渉はできますか?

交渉の余地があります。「0〜5.50%」という幅のある設定になっているのは、案件によって柔軟に対応していることを意味します。複数社の条件を把握した上で「他社では〇%と言われているが、同じ条件にできないか」という形で交渉することが、実際に効果がある方法です。

Q. 繰り上げ返済の予定がないなら違約金は気にしなくていいですか?

人生では予定外のことが起きるので、「絶対に繰り上げ返済しない」とは言い切れません。不動産が急に売れることもあれば、相続の整理が必要になることもあります。違約金をゼロにしておく選択には基本的にデメリットがないため、最初から「違約金ゼロ」を条件として交渉しておく方が安心です。

Q. 返済が苦しくなってきたらどうすればいいですか?

返済が苦しくなった時点ですぐにトラストホールディングスに連絡することが最善策です。放置すると督促・差し押さえのリスクが高まります。返済計画の見直しや条件変更の相談に応じてもらえるケースがある旨を、公式サイトでも案内しています。問題が小さいうちに動くほど、選択肢が多く残ります。

まとめ:計算してから借りる、それだけで後悔が減る

トラストホールディングスの費用は、金利3.45〜7.45%・事務手数料0〜5.50%・登記費用10万円前後・繰り上げ返済違約金0〜5.50%の4項目で構成されます。この記事で紹介したシートを使えば、自分の案件でいくらかかるかを自分で計算できます。

「月額返済額が家計の何%になるか」「実質手取り額は必要額を満たしているか」「繰り上げ返済の可能性がある場合は違約金ゼロを交渉したか」——この3点を確認してから契約に進む習慣を持つことが、大きな借入で後悔しないための一番シンプルな方法です。

相談・仮審査は無料です。まず相談して、提示された条件でシートを埋めてみることから始めてみてください。

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