東急でんき&ガスの評判とデメリットは?市場連動ライフフィットプランと従量電灯Bの料金比較・東急経済圏の特典を徹底検証

Tokyu denki gas review eyecatch

「東急でんき&ガス 評判」と検索してこのページを開いた方の多くは、東急線の定期券を持っていたり、TOKYU CARDやTOKYU POINTを日常的に使っていたりして、電気・ガスを東急パワーサプライへまとめて切り替えると本当にお得になるのか気になっているはずです。実際に評判を調べてみると、定期券割やポイント還元、TOKYU ROYAL CLUBのステージ判定に関する好意的な声がある一方で、燃料費等調整単価の変動やキャンペーン内容の変更、値上げ後の料金に対する不満の声も見つかります。特に電気料金プランの一部は電力市場価格に連動する仕組み(市場連動型)のため、電力需給が逼迫する時期には、切り替え前より電気代が上がってしまうことすらあります。東急線沿線に住んでいる、あるいは東急グループのサービスをよく使っているという理由だけで直感的に契約してしまうと、自分の生活スタイルに合わないプランを選び、かえって割高になる可能性があります。ここでは公式情報と実際の評判の両方を突き合わせながら、東急でんき&ガスが向かない人・向いている人を、具体的な料金比較や判断基準で整理していきます。

目次

東急でんき&ガスはおすすめしない?向かない人の特徴

コスト重視で最安を求める人は注意

東急でんき&ガスの電気プランには、基本料金がずっと0円になる「ライフフィットプラン」があります。基本料金がかからない点だけを見ると魅力的ですが、このプランは日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場価格に応じて電力量料金単価が30分ごとに変動する市場連動型です。具体的には「固定従量料金単価(14.66円/kWh)+30分ごとの市場連動料金単価+容量拠出金相当額+再生可能エネルギー発電促進賦課金」で算出されます。市場価格が落ち着いている時期や日中の太陽光発電が豊富な時間帯は電気代を抑えやすい一方、市場価格が高騰する夏場・冬場の夕方・夜間には、従来の固定単価プランより割高になることがあります。

市場連動料金単価には、エリアプライスが一定水準(55.00円/kWh)を超えた場合の上限が設けられており、青天井で単価が上がり続けるわけではありません。しかし、上限自体は決して低い水準ではないため、「上限があるから安心」と考えて仕組みの理解を省略してよいわけではありません。単純に「基本料金0円」という言葉だけで判断し、市場連動の仕組みを理解しないまま契約すると、電気の使用時間帯を調整できない世帯では、想定より高い請求額に驚くことになりかねません。

また、従来の固定単価型である「従量電灯B」であっても、大手電力会社の規制料金(東京電力EPの従量電灯Bなど)とは異なり、燃料費等調整単価の上限が設定されていません。燃料価格が高騰した局面では調整単価が上振れし、結果として大手電力会社より請求額が高くなるケースが生じます。純粋に毎月の電気代を1円でも安くしたい、価格変動リスクを一切避けたいというコスト最優先の人は、固定単価型で調整額の条件が明確な他社プランと比較したうえで判断してください。

機能・内容を理解せずに選ぶ人は注意

東急でんき&ガスの電気プランは、標準的な「従量電灯B」「従量電灯C」から、市場連動型の「ライフフィットプランB/C」、オール電化住宅向けの「スマートナイトプラン」、EV(電気自動車)・PHEV所有者向けの「EV応援プランB/C」、太陽光パネル設置者向けの「スマートでnちプラン」「ハマでんちプラン」まで豊富に用意されています。プランによって基本料金・電力量料金の単価設定や時間帯別の割引条件が大きく異なるため、自分の世帯の使用状況に合わないプランを選ぶと、割引メリットをほとんど受けられません。

プラン名主な対象世帯料金体系の特徴
従量電灯B/C一般家庭・商店東京電力に従った3段階の従量単価。第2・第3段階単価は東京電力より割安設定だが基本料金あり
ライフフィットプランB/C時間の工夫ができる一般家庭・事業者基本料金0円(Bプラン)。JEPX市場価格に連動して30分ごとに単価が変動
スマートナイトプランオール電化住宅(エコキュート保有)夜間(25時〜6時)の電力量料金単価が割安。昼間(6時〜25時)は比較的高め
EV応援プランB/CEV・PHEV所有世帯夜間(25時〜6時)の充電時間帯の単価が従量電灯B比で約30%割安設定
スマートでんち/ハマでんちプラン太陽光パネル設置&蓄電池検討世帯定額リース蓄電池とセット。電気使用量にかかわらず一律の電力量料金設定(ハマでんちは横浜市民向け特典あり)

例えば「EV応援プラン」や「スマートでんちプラン」は、該当する設備(EV車や太陽光パネル)を持たない世帯にとってはメリットが発生しない設計になっています。また、市場連動型のライフフィットプランは専用アプリ「ライフフィットナビ」で市場単価を随時確認しながら使う時間をずらす「ピークシフト」が前提であり、日中在宅していない世帯や生活時間を柔軟に動かせない世帯では、想定していた節約効果が出にくい場合があります。契約前に、自分の世帯構成・保有設備・電力の使い方に合ったプランがどれかを公式サイトのシミュレーションで必ず確認してください。

継続利用・活用前提がない人は注意

東急でんき&ガスの目玉特典である定期券割やTOKYU POINT還元は、東急線を日常的に利用し続けること、TOKYU CARDでの支払いを継続することが前提になっています。「定期券割」は東急線の通勤・通学定期券を保有していることで、電気・ガスのセット利用により毎月110円(最大2年間で合計2,640円)が割引される仕組みです(電気単体またはガス単体の場合は毎月55円割引)。

また、東急グループのロイヤルティプログラムである「TOKYU ROYAL CLUB」においては、東急でんきで1カウント、東急ガスで1カウントと、光熱費の契約だけで合計2カウントを獲得でき、ステージアップ(シルバー・ゴールド・プラチナ)を狙う大きな推進力となります。さらに、毎月の電気・ガス料金は「東急グループ年間利用額」にも加算され、TOKYU CARD決済によってポイントが自動還元されます。

しかし、近いうちに転勤や引っ越しで東急線沿線を離れる予定がある人、TOKYU CARD以外のクレジットカードや電子マネーをメイン決済手段にしたい人にとっては、これらの特典メリットを十分に享受できません。東急グループの生活圏に根差した継続利用者ほど恩恵が大きく、単発的・一時的な利用を想定している人には向きにくいサービス設計だと言えます。契約前に、自分が今後も東急線・東急グループのサービスを使い続ける生活スタイルかどうかを一度整理しておくと、契約後のミスマッチを避けやすくなります。

東急でんき&ガスをおすすめしない人の総評

市場連動型プランの仕組みや燃料費調整額の変動リスクを理解せず単純な安さだけを求める人、自分の世帯に合った専用プランを比較せずに契約する人、東急グループの生活圏から離れる予定がある人の3タイプは、東急でnき&ガスのメリットを十分に活かせない可能性があります。回避策としては、契約前に必ずプラン別のシミュレーションを行い、市場連動リスクや燃料費調整単価の傾向を理解した上で自分の生活スタイルに照らして判断することです。

 

東急でんき&ガスの悪い評判・デメリット

価格と価値のバランスで評価が分かれる

実際の評判を確認すると、値上げ後の料金に対する不満や、燃料費等調整単価の影響で想定より高くなったと感じる声が複数見つかります。東急でんき&ガスの電気料金には、独自の燃料費等調整単価や再エネ賦課金・容量拠出金相当額などが上乗せされる仕組みがあり、これらは原料価格や制度変更の影響を受けて変動します。

東京電力の規制料金(従量電灯B等)には燃料費調整単価の上限が設定されていますが、東急でんき&ガスを含む多くの新電力では上限が撤廃されています。そのため、原油・LNG(液化天然ガス)の輸入価格が世界的に高騰した時期には、燃料費調整単価が高くなり、電力量料金単価そのものは東京電力より安く設定されていても、最終的な合計請求額で逆転してしまう事態が発生しました。デメリットとして、この調整単価の試算方法や推移が公式サイト上で分かりにくいという指摘もあり、契約後に想定より高いと感じる利用者が一定数いることは事実として押さえておく必要があります。

失敗を避けるには、料金表の単価(基本料金・電力量料金)だけで比較するのではなく、公式サイトで毎月発表される燃料費等調整単価の最新数値を確認し、実際の検針票データを基にした請求見積もりシミュレーションを利用することをおすすめします。

期待とのズレが発生するポイント

東急でんき&ガスは「東急でんき&ガス」という名称からも分かる通り、電気とガスをまとめて契約できることが特徴の一つです。ただし、募集対象となるコースは「でんき単体」または「でんき&ガスのセット」に限られており、都市ガス単体での新規申し込みは受け付けていない(または制限がある)点は見落とされがちです。

また、電気とガスをセットで契約しても、他社に見られるような「セット契約による電気代・ガス代直接〇%割引」といった明確な「セット割引」が用意されていないという指摘もあります。電気とガスの請求を一本化できる利便性と、東急グループ特典(TOKYU ROYAL CLUBの2カウント獲得や定期券割など)の付与が中心の設計であり、セット契約=毎月の料金が直接大幅値引きされるという期待を持って比較すると、期待とのズレを感じやすくなります。

そうした先入観のまま契約すると、料金明細を確認して初めて直接的な「セット割引額」の項目がないことに気づく利用者も一定数いるようです。失敗を避けるには、セット契約のメリットを「毎月の直接的な値引き額の大きさ」ではなく「請求・管理の一本化」「東急グループ特典の重複取得」という観点で評価するのが後悔しないコツです。

利用者によって満足度が変わる理由

口コミ・評判サイトやSNS上の声を横断的に確認すると、総合的な満足度は5点満点で3点台後半、高評価が一定数ある一方で「思ったほど節約にならなかった」という声も散見されます。これは、東急でんき&ガスの恩恵が、東急線の定期券利用者やTOKYU CARD利用者、東急グループの生活圏内にいる利用者に偏って発生する設計になっているためです。

該当する特典条件に当てはまらない利用者にとっては、電気代・ガス代そのものの単純な割引効果を実感しにくく、満足度が伸び悩む傾向があります。また、供給エリアや申し込み条件に関する以下の制約も満足度に影響を与えています。

  • 供給エリアの制限:電気は東京電力エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、静岡県の一部)、ガスは東京ガスの都市ガス供給エリアに限定されます。
  • 契約アンペア数の制限:従量電灯Bなどのプランでは契約アンペア数が「30A以上」に限定されています。現在20A以下で契約している一人暮らし世帯などは、申し込み前にあらかじめ現在の電力会社で30Aへアンペア変更工事(原則無料)を行う必要があります。
  • 高圧一括受電マンションの対象外:マンション全体で一括して高圧電力を受電している物件では、個別に東急でんき&ガスへ切り替えることができません。

失敗を避けるには、自分がどの特典条件に当てはまるのか、自宅の契約アンペア数や受電形態が条件を満たしているかを契約前にリストアップし、条件に合わない場合は他社比較も並行して行うことが重要な回避策になります。

東急でんき&ガスのデメリット総評

燃料費等調整単価による料金の分かりにくさ、直接的なセット割引の非存在、20A以下の世帯に対する契約アンペア制限やエリア制限、特典条件に当てはまらない場合の満足度の低さが主なデメリットです。合わない人は、単体料金の安さや明確なセット値引きを最優先したい人であり、契約前に供給条件・燃料費調整の仕組み・自分が該当する特典条件を確認しておく必要があります。

 

東急でんき&ガスの良い評判・メリット

目的に合えば効果を実感しやすい

東急線の定期券を持つ利用者や、日常的にTOKYU CARDで支払いをしている利用者からは、「定期券割で固定費が浮く」「TOKYU POINTが自動で貯まる」「TOKYU ROYAL CLUBのステージが上がった」といった好意的な評判が多く見られます。定期券割は、対象の定期券を保有していることで電気・ガス料金が最大2年間、毎月110円(年間1,320円、2年で2,640円)割引される仕組みで、TOKYU CARDでの支払いには最大1.5%相当のTOKYU POINT還元が用意されています。

これらの特典は日常生活の中で自然に条件を満たせる利用者にとっては、追加の手間や無理な買い物なしにお得を積み重ねられる仕組みです。さらに、東急ストアやプレッセでの買い物でポイントが上乗せされる「まる得ポイント+」や、ケーブルテレビ(イッツコム、ケーブルテレビ品川、横浜ケーブルビジョン等)とのセット割引「イッツコム電気ぐっと割」など、東急グループのサービスを組み合わせるほどメリットが掛け算で増えていきます。

活用条件としては、東急線の利用頻度が高いこと、TOKYU CARDを日常決済の中心に据えられることが挙げられ、この条件に当てはまるほど恩恵を実感しやすくなります。判断基準は「特典を受け取るために生活習慣を変える必要があるか」であり、既に東急グループのサービスを使っている人ほど、追加の負担なく恩恵を受けられます。

他商品・他サービスとの違い

大手電力会社の標準プランと比較した場合、東急でんき&ガスは基本料金や第2・第3段階の電力量料金単価で割安に見えるケースがある一方、燃料費等調整単価の上乗せ次第では逆転することもあり、単純な料金表の比較だけでは優劣を断定できません。しかし、東急グループの生活圏に紐づいた特典の豊富さと付加価値の高さは、他社にはない明確な差別化ポイントです。

定期券割やTOKYU POINT還元、TOKYU ROYAL CLUBのカウント獲得、ガス機器の無料健康診断といった付帯サービスは、単純な料金比較サイトの自動計算には反映されにくい部分ですが、実際の生活における総合的なお得さに直結します。料金の絶対額だけを追い求めるなら他社に軍配が上がる場面もあり得ますが、東急グループの生活圏内での総合的な利便性や還元を重視するなら、東急でんき&ガスに明確な優位性があります。

また、東急でんき&ガスが供給する電気プランは、非化石証書の活用により実質的に再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロという設計になっており、環境負荷を意識して電力会社を選びたい人にとっても大きな付加価値となります。オール電化住宅向けの「スマートナイトプラン」、電気自動車所有者向けの「EV応援プラン」、太陽光パネル設置者向けの「スマートでんちプラン」「ハマでんちプラン」まで用意されているため、世帯の設備構成に応じた選択肢が用意されている点も実務的な強みです。

比較項目東急でんき&ガス一般的な新電力・大手電力
定期券割対象の東急線定期券保有で最大2年間・合計2,640円割引(セット時)該当する制度なし
TOKYU CARD払いのポイント還元最大1.5%相当のTOKYU POINT付与(還元率はプラン・条件により変動するため公式サイトで要確認)ポイント制度なし、または各社独自ポイントのみ(0.5%程度)
TOKYU ROYAL CLUBとの連動でんきで1カウント、ガスで1カウント(計2カウント)獲得可能対象外
ガス機器の点検無料の「ガス機器健康診断」あり(訪問点検サービス)会社・プランにより異なる(有料の場合あり)
電気料金の変動リスクライフフィットプランは市場連動型(上限あり)。従量電灯Bは固定従量(燃料費調整上限なし)会社・プランにより異なる(規制料金は燃料費調整上限あり)
ガス料金の目安大手都市ガス会社(東京ガス一般料金)と比較して基本料金・基準単位料金ともに割安な設定会社・プランにより異なる
環境価値全プランで実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロ標準プランでは火力比率が高い場合が多い
解約金・違約金原則として解約金・解約手数料0円(※特定キャンペーン条件を除く)1,000円〜数千円の解約金がかかる場合あり

この比較から分かる通り、東急でんき&ガスの優位性は「料金そのものの単発的な安さ」よりも「生活圏に密着した特典・付帯サービスの積み重ね」に表れます。解約金や契約期間の縛りが原則ないため、万が一生活スタイルに合わなかった場合でもノーリスクで他社へ乗り換えられる点も、ユーザーにとって安心できる設計です。

利用環境に応じて活用しやすい

電気とガスをまとめて契約すると、毎月の請求が一本化され、専用のマイページやWeb明細で光熱費を一括管理できるという実務的なメリットもあります。ガス料金についても、東京ガスの「一般料金」と比較した場合、東急ガスの「一般プラン」は基本料金・基準単位料金ともに割安に設定されており、標準的な世帯の使用量においてガス代単体でも節約効果が期待できます。

さらに、ガス温水床暖房を設置している家庭向けの「床暖房プラン」(東京ガスの暖らんプラン相当)や、エコジョーズ等の高効率給湯器を設置している家庭向けの「エコ給湯器プラン」(東京ガスの湯ったりエコぷらん相当)も用意されており、自宅のガス設備に応じたお得な単価が適用されます。

加えて、ガス機器を無料で点検してくれる「ガス機器健康診断」や、年中無休のサポート体制が用意されている点は、日常的な設備トラブル対応の安心材料になります。切り替えの手続き自体に難しい工事や立ち払いは不要で、スマートメーターが未設置の場合でも一般送配電事業者(東京電力パワーグリッド)が原則無料で交換工事を行ってくれるため、気軽に検討しやすい点もメリットです。

共働き世帯や高齢の家族と同居している世帯では、電気・ガスそれぞれに別の会社から届く検針票・請求書を管理する手間自体が負担になっていることも少なくありません。請求が一本化されることで支払い管理の手間が減り、家計簿アプリ等との連携もシンプルになる点は、料金の割引額だけでは測れない実務的なメリットです。

 

東急でんき&ガスのメリット総評

強みは、東急グループの生活圏に根差した特典(定期券割・ポイント還元・ROYAL CLUBカウント)の豊富さと、電気・ガスの請求一本化による家計管理のしやすさ、そして都市ガス料金の割安設定です。向く人は、東急線を日常的に利用し、TOKYU CARDでの支払いに抵抗がない東急経済圏のユーザーです。

スマートフォンで電気・ガス料金の家計チェックリストを確認する様子

 

東急でんき&ガスで失敗しないための判断基準

自分の目的に合っているかを確認する

目的が「電気代・ガス代を1円でも安くしたい」なのか、「東急グループの特典やポイントを含めて家計全体でお得になりたい」なのかによって、東急でんき&ガスの評価は大きく変わります。確認項目としては、以下のポイントをチェックします。

  • 東急線の通勤・通学定期券を利用しているか
  • TOKYU CARDを所有しており、毎月の支払いに利用できるか
  • TOKYU ROYAL CLUBの会員である、またはステージアップを目指しているか
  • 東急ストア、プレッセ、イッツコムなどの東急グループサービスを日常的に使っているか
  • 電気の使用時間帯を柔軟にずらせる生活スタイルか(市場連動型を検討する場合)

失敗例としては、東急グループのサービスを一切利用しないにもかかわらず「東急だから安心」という理由だけで契約し、料金面での特典を活かせなかったケースが挙げられます。判断基準として、契約前に自分が該当する東急グループの特典条件を紙に書き出し、2つ以上該当するかどうかを目安にすることをおすすめします。

料金・内容・条件を事前に確認する

料金面では、基本料金・電力量料金に加えて、最新の燃料費等調整単価や再エネ賦課金がどう計算されるかを公式サイトで確認します。内容面では、契約したいプランが自分の世帯タイプ(標準世帯・オール電化・EV所有・太陽光パネル設置など)に合っているかを確認します。

条件面では、契約アンペア数が30A以上であるか、自宅の住所が供給エリア内(電気:東京電力エリア、ガス:東京ガス都市ガスエリア)に含まれているか、マンションで高圧一括受電が導入されていないかを確認します。これらを確認せずに申し込むと、契約後にアンペア変更工事が必要になったり、申し込み自体がキャンセルになったりして、かえって手間が増えてしまいます。具体的には、公式サイトの料金シミュレーションで、直近数か月分(特に電気使用量が多い夏・冬)の検針票データを入力し、現在契約している電力会社との差額を試算しておくと安心です。

利用後の流れまで想定する

契約後は、申し込みから切り替え手続きが完了するまでに一般的に1〜2週間(または次回検針日)程度かかります。切り替えのタイミングによっては、新旧の電力会社の請求が一時的に同じ月内に届くように見えることがありますが、二重請求ではなく利用期間がずれているだけですので落ち着いて確認しましょう。

注意点として、契約後に転居や転職で東急線を使わなくなった場合、定期券割などの特典を受けられなくなる可能性があることも想定しておく必要があります。転居や転勤の予定がある人は、特典の継続条件が今後も維持できそうかを契約前に一度考えておくと安心です。確認行動として、切り替え後最初の1〜2か月分の請求明細をマイページで必ず確認し、想定していた料金・定期券割・ポイント還元が正しく反映されているかをチェックしてください。万が一、請求内容に不明点があった場合は、放置せずサポート窓口(カスタマーセンター)に問い合わせて解消しておくことで、後々の認識のズレを防げます。

料金・内容・利用条件は後からトラブルになりやすい部分です。申し込み前に必ず詳細を確認してください。

 

東急でんき&ガスをおすすめする人

目的が明確で活用できる人

東急線の定期券を持ち、日常的にTOKYU CARDで支払いをしている人は、東急でんき&ガスの特典条件を自然に満たしやすく、追加の手間なくお得を積み重ねられます。特に、通勤・通学で毎日東急線を利用している世帯であれば、定期券割は生活習慣を変えずに受け取れる特典であり、追加の努力なしに固定費を削減できる点が大きな魅力です。

また、TOKYU ROYAL CLUBのステージアップを狙っている人にとっては、電気とガスを契約するだけで2カウントを一気に獲得できるため、クラブ特典(ホテル優待、観劇チケット優待、各種プレゼントキャンペーン等)のメリットも含めると非常に高い費用対効果が得られます。見極める方法は、現在の電力会社の請求額と東急でんき&ガスのシミュレーション結果を比較し、特典やポイントを含めた総合的な実質差額を確認することです。

価格より内容・価値を重視する人

料金の絶対額の安さだけを追い求めるのではなく、ガス機器の無料健康診断や年中無休のサポート体制、請求の一本化による家計管理のしやすさ、そして実質再生可能エネルギー100%という環境価値に魅力を感じている人には非常に向いています。確認行動として、自分がこうした付帯サービスや環境面での価値をどの程度重視するかを想定しておくと、契約後の満足度を高く維持しやすくなります。

事前確認をして納得して選びたい人

市場連動型プラン(ライフフィットプラン)のリスクや、燃料費等調整単価の仕組みを正しく理解したうえで、それでも東急グループの特典や利便性に魅力を感じられる人は、納得したうえで契約に進めます。そのためには、公式サイトのプラン比較ページと料金シミュレーションを必ず利用し、疑問点が残る場合は問い合わせ窓口で解消してから申し込むことをおすすめします。

 

東急でんき&ガスについての8つのQ&A

Q1:どんな人に向いていますか?

東急線の定期券を保有している人、TOKYU CARDでの支払いを日常的に行っている人、TOKYU ROYAL CLUBのステージを上げたい人、電気・ガスの請求を一本化して家計管理をシンプルにしたい人に向いています。東急グループの生活圏にいる人ほど、料金以外の面でも総合的なお得さを実感しやすくなります。逆に、東急グループのサービスをほとんど利用しない人にとっては特典の恩恵が薄いため、純粋な料金の安さだけを基準にするなら他社の方が合っている場合もあります。

Q2:申し込み前に確認すべき点は?

自宅住所が供給エリア(電気:東京電力エリア、ガス:東京ガスエリア)に含まれているか、現在の契約アンペア数が30A以上であるか(20A以下の場合は事前の変更が必要)、マンションで高圧一括受電が導入されていないかの3点を必ず確認してください。加えて、燃料費等調整単価の仕組みや市場連動型プランの特徴を理解しておくと、契約後の請求額に対する納得感が高まります。現在契約している電力会社の解約条件(違約金の有無など)も確認しておきましょう。

Q3:デメリットはありますか?

燃料費等調整単価の影響で燃料高騰時に料金が想定より高くなることがある点、電気とガスをセットにしても直接的なセット割引額の明記がない点、契約アンペア数が30A以上に限定される点が挙げられます。また、市場連動型のライフフィットプランは電力市場の価格変動の影響を受けるため、仕組みを理解せずに契約すると想定外の請求額になる可能性があります(単価上限は55円/kWhと設定されていますが、必ず安くなるとは限りません)。事前に料金シミュレーションを行っておくことが大切です。

Q4:他の電力会社との違いは?

料金単価の絶対額だけを比較すると他の新電力の方が安く見える場面もありますが、東急でんき&ガスの独自性は東急グループの生活圏に根差した特典の豊富さにあります。定期券割やTOKYU POINT還元、TOKYU ROYAL CLUBのカウント付与、ガス機器の無料健康診断といった付帯サービスは、単純な料金比較表には表れにくい価値であり、東急線沿線にお住まいの方にとっては総合的なお得さで優位に立つ場合があります。全プランが実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロである点も大きな違いです。

Q5:失敗しないためのポイントは?

契約前に自分がどの特典条件に該当するかを整理し、公式サイトのシミュレーションで現在契約している電力会社との差額を試算することが最も重要な確認行動です。市場連動型プランを選ぶ場合は価格変動リスクを許容できるかを判断してください。世帯の設備がオール電化・EV所有・太陽光パネル設置に該当する場合は、標準プランではなく専用プラン(スマートナイトプランやEV応援プランなど)を選ぶほうが有利になります。契約後は最初の請求内容をマイページでチェックしましょう。

Q6:切り替えに工事や解約金はかかりますか?

電力会社・ガス会社の切り替えに伴う原則的な工事費用や立会いは不要です。スマートメーターが未設置の住宅の場合は一般送配電事業者(東京電力パワーグリッド)によるスマートメーター取替工事が行われますが、費用は原則無料です(一時的に5〜10分程度の停電が発生する場合があります)。また、東急でnき&ガスでは契約期間の縛りや解約金・違約金は原則として設定されていないため、途中で他社へ切り替える際も無駄な費用が発生せず安心です。

Q7:賃貸マンションやアパートでも申し込めますか?

賃貸マンションやアパートであっても、各世帯が電力会社・ガス会社と直接個別契約を結んでいる物件であれば、問題なく東急でんき&ガスへお申し込みいただけます。ただし、建物全体で一括して電力契約を結んでいる「高圧一括受電物件」の場合や、家賃と一緒に光熱費が固定で請求されるタイプの物件では個別の切り替えができません。ご不明な場合はマンションの管理会社や大家さんへ事前にご確認ください。

Q8:市場連動型のライフフィットプランで電気代を抑えるコツは?

ライフフィットプランで電気代を効率的に抑えるコツは、専用アプリ「ライフフィットナビ」で翌日の30分ごとの単価予測をチェックし、単価が安い時間帯(主に晴れた日の日中10時〜14時30分頃や深夜帯)に洗濯機・食洗機・掃除機・EV充電などの電気使用を集中させる「ピークシフト」を行うことです。逆に、夕方17時〜20時頃などの単価が高くなりやすい時間帯は、消費電力の大きい家電の使用を控えることで、トータルの電気代を効果的に削減できます。

 

東急でんき&ガスの販売者情報

正式名称東急でんき&ガス
会社名株式会社東急パワーサプライ(TOKYU POWER SUPPLY Inc.)
設立2015年10月
株主東急株式会社、東北電力株式会社
所在地東京都世田谷区用賀4丁目10番1号 世田谷ビジネススクエアタワー
電話番号公式サイトでお客さまセンターの番号(0120-109-708等)を確認できます。
事業内容電力小売事業、ガス小売事業
交換・返品について電気・ガスの供給契約のため交換・返品の概念はなく、解約・プラン変更の手続きは公式サイトまたはマイページ・サポート窓口で確認できます。
公式サイト東急でんき&ガス公式サイトはこちら

 

東急でんき&ガスについてまとめ

東急でんき&ガスは、東急線の定期券やTOKYU CARD・TOKYU POINTを日常的に使っている人や、TOKYU ROYAL CLUBのステージアップを目指している人にとっては、電気・ガスの切り替えだけで自然に特典やカウントを積み重ねられる非常に魅力的なインフラサービスです。

一方で、独自の燃料費等調整単価の影響で原料高騰時に料金が想定より高くなる場面があること、電気とガスの直接的なセット割引額が目に見える形では設定されていないこと、供給エリアや契約アンペア数(30A以上限定)に条件があることは、契約前に必ず理解しておくべき注意点です。

向いているのは、東急グループの生活圏で特典条件を満たせる東急ユーザー、請求の一本化やガス機器の無料点検といった付帯サービスに価値を感じる人、そして再生可能エネルギー由来の電気を選びたい環境意識の高い人です。向いていないのは、単体料金の絶対額の安さだけを最優先したい人や、市場連動型プランの価格変動リスクを一切避けたい人です。

世帯の設備構成がオール電化、電気自動車の所有、太陽光パネルの設置など特殊な場合でも、それぞれに対応した専用プランが用意されているため、自分の世帯に該当するプランがあるかどうかを公式サイトのプラン一覧で確認することが、後悔しない選び方の第一歩になります。

契約するかどうかを判断する際は、自分が該当する東急グループの特典条件(定期券割・ポイント還元・ROYAL CLUB等)を整理したうえで、公式サイトの料金シミュレーションで現在の電力会社との差額を必ず確認してください。特に、基本料金0円のライフフィットプランを検討している場合は、生活時間をずらす「ピークシフト」が可能かどうかを踏まえたうえで、固定従量プラン(従量電灯B)とどちらが自分の生活スタイルに合っているかを比較検討することをおすすめします。

【重要:お申し込み前の最終確認のお願い】
当サイトに掲載されている情報(各種費用、対応エリア、サービス内容、利用条件等)は、募集・執筆当時の公開情報および一般的な知見に基づき作成されたものです。法人のサービス内容や料金プランは随時改定される可能性があり、常に最新の状態であることを保証するものではありません。
情報の齟齬によるトラブルを防止するため、お申し込みや無料相談の際は、必ずご自身で「公式サイトの最新の契約規約および案内」を直接ご確認・ご納得いただいた上でご判断ください。万一、公式サイトの記述と当サイトの表現に相違がある場合は、公式サイトの情報がすべて正として優先されます。